谷川緑野の声

上山塾を設立した目的

 

次の世代を担う若い脳外科医の手術技術を含めたトレーニングを

効率的に、効果的に実践したい。

ただ、それのみならず

僕と上山先生が連携して禎心会で仕事をすることによって

全国の志の高い脳外科医が集まって我々と一緒にトレーニングしながら

その中から「北見」「網走」にローテーションをして

向こうの地域医療もきちんと確保することです。

 

 

 

 

塾を通して学んで欲しいこと

 

脳外科のトレーニングというと手術の技術やテクニックを勉強すればいい

と僕もそう思っていました。

もちろん技術はトレーニングしていればそれなりに手は動くようになるんです。

でも、どんなに手が器用で上手でもやる人間の精神が曲がっていればきちんとしたことはできないんですよ。

あまり小手先のテクニックに目を奪われるのではなくて、

「なぜそうなるのか」という考え方を重要視してます。

 

 

 

 

「上山博康」という大きな存在

 

誰もが認める「脳外科医の第一人者」だと思います。

僕自身も医者になって6年目の1993年から二年間弟子入りしましたけど、

それまでの過去5年間研修して身に着けた常識が「全て覆されました」

やっていることの内容の次元が違うといいますか、

やっぱり自分が求めていることは「これだ」と明確に感じました。

 

 

 

 

塾の雰囲気が明るいのは?

 

いい雰囲気だと思いますね、

集まってる若い連中も非常にモチベーションが高いし

目標を持って集まってきているのでそれで悪い雰囲気になるわけがない。

今集まってる若い先生達の中でも経験に応じてうまい具合に序列ができていて

まさに「屋根瓦式」に教育の体制ができていますね、

 

 

 

 

全国の若手脳外科医の皆さまへメッセージ

 

研修している各先生方のおかれた環境によって

色んな制約があると思うし

僕自身も若い時上山先生の所に行きたいなと思っても

自分の思った通りに行けなかったこともありますし。

色んな制約の中で

自分のやりたい事を見つけてやるしかないんですけど

もしも、我々の手術を含めた脳外科医としての「モノの考え方」を

勉強したいと思うことがあれば

いつでもいいので、見に来てくれればいいと思うし

さっきも言ったとおり

我々がどんなことを考えて

日々、診療にあたっているのか、手術をやってるのか

同じ空気を吸わないと解らない事もあると思うので

なので、是非気軽に来て頂きたいし

我々はいつでもオープンドアなんで。